CLAYMORE Vol.18

SCENE 96ロートレクの灰燼 T
要約破壊の化身となったラファエラとルシエラの融合体を見つめる組織の黒服たち。融合体を兵器として利用しようと目論んだ組織は、その断片を生きたままの状態で捕らえようとする。しかし、組織の現存の力では対処する術がなかった。そこへ、壊滅した町ティチェリの情報が齎された。ティチェリを訪れた組織が見つけたのは町の惨状と唯一の生存者、融合体の断片に貫かれたラキであった。シンシアとユマは逃遁途中で微弱な仲間の妖気を感知する。そこにいたのは断片に貫かれ侵食されたべスであった。完全に寄生されたベスは覚醒体へとなり、大地もろとも周辺全てを切り裂く。クレアたちは満身創痍ながら破壊者と化した断片を一掃する。しかし融合体は次の断片射出形態へと移行し、惨劇は容赦なく繰り返さられる。
コメントラファエラとルシエラの融合体を中心に組織・深淵・プリ&ラキ・北の生き残りが巻き込まれ、同時進行していくそれぞれの局面がどうなるのか、どう交差するのか、八木さんの手腕に期待が高まります。ミリア姉さんはいつ参戦するんだろう。

SCENE 97ロートレクの灰燼 U
要約アリシアは覚醒を解き、リフルと応戦しながらも覚醒したベスの妖気の抑制を担う。満身創痍のリフルを追い詰めるアリシアであったが突如様子が急変、覚醒したベスの妖気を必死に抑えこ込む。それはベスが制御できない程の大きな力、プリシラと闘っているためであった。何年もの間ラキの下で沈黙していたプリシラが遂に始動する。
コメント弱っているとはいえリフルを覚醒を解いた状態で(しかも妖気制御しながら)追い詰めていくアリシア強いと思ったら、覚醒体のベスをあっさり蹴散らすプリシラもっと強い。プリシラは良い子になったと思っていたら…プリシラ恐ろしい子。

SCENE 98ロートレクの灰燼 V
要約覚醒ベスの攻撃からユマを庇ったシンシアは四肢と内臓一部を失う。シンシアは身を挺して仲間を守ったことに満足し死を選ぼうとするが、ユマはそれを拒み、シンシアを助けるため妖力同調による回復を試みる。アリシアはリフルたちを残しベスの助勢に向かう。対プリシラに対してアリシアは躊躇なく覚醒し、ベスと共に攻撃を仕掛ける。しかし、プリシラには届かず呆気なく散っていく。
コメントベスのピンチに駆けつけるアリシア、そして覚醒。彼女たちは自我もなくただ兵器として組織に造られたはずだったが、最後には自らの意思で行動する。覚醒してでも姉妹で存在し続けることを選ぶ。無機質な彼女たちが相手の死を目の当たりに泣き叫ぶ姿が印象的。

SCENE 99ロートレクの灰燼 W
要約アリシアとベスを蹴散らしたプリシラは、血肉を求めリフルとダフの下へ。ラファエラとルシエラの融合体は再び断片を放つ。この攻撃に対しクレアは冷静に対処しつつ、一瞬感じ取った異質で身に覚えのある妖気について思慮する。プリシラの存在に気づくクレア、クレアに向かい歩みを進めるプリシラ、融合体の断片が飛び交う中、再び二人は邂逅する。
コメントラファエラとルシエラの断片はプリシラに寄生できず。もともとの力が違いすぎるって強すぎるプリシラ。ティチェリの町人らを襲ったのはプリシラであり、血肉を食して元のサイズに戻ったみたいです。

SCENE 100ロートレクの灰燼 X
要約プリシラは失った記憶を取り戻すため微かな匂いを頼りにクレアに辿り着いた。しかしクレアを目前にしてもその正体がわからない。クレアは人を捨てプリシラに挑む。自らの意思で覚醒するクレアであったが、身体に異変が起こり覚醒は失敗する。
コメント生きる目的はプリシラを殺すため、ラキを捜していたのは自分の無事と別れを告げるため、とクレアは宣言。目的を前に躊躇なく覚醒を選んだクレア。覚醒後も目的は失わない自信があり、また目的達成後の事なんて考えてないのでしょう。

SCENE 101ロートレクの灰燼 Y
要約クレアは四肢覚醒を対プリシラの戦法の雛形として想定したが覚醒する事ができず。クレアの深層意識にあるジーンへの負い目が楔となってクレアの覚醒を阻む。デネヴとヘレンはルシエラとラファエラの融合体の断片を利用してプリシラを足止めしクレアの救出を試みる。ユマはシンシアの負傷の再生に成功する。更にユマは敵を引き連れシンシアが回復する時間を稼ごうとする。窮地に追い込まれたユマの前にディートリッヒが現れる。
コメントクレアの覚醒失敗の理由はジーンへの負い目、精神的な楔が覚醒への衝動を凌駕しているのでしょうか。ユマはシンシアの失った手足そのものを生成。これはかなりの高等技術を身に着けたかと。防御型の本領発揮か。

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