SCENE 90 | 記憶の爪牙 T |
要約 | 西へ動き出したアリシアとべス、その強大な妖気をミリアとタバサは感じ取る。ガラテアは南の地での奇妙な妖気の動きを察知、更に妖気を消す薬を飲んだ戦士がラボナへ近づいている事をミリアたちに伝える。ラボナへ近づく戦士はディートリッヒ。ミリアたちと邂逅を果たしたディートリッヒはデネヴからの伝言を伝える。西へ向かったクレアたちはダフと遭遇。ダフの強靭な身体と馬鹿力を前に苦戦しながらもなんとか逃げ切る。負傷したユマと治療にあたるシンシアを残し、クレアはラファエラと会うためリフルの元へ向かう。 |
コメント | タバサの髪型が変わる。ガラテアの妖気探知は別格。ディートリッヒはミリア側に付くと思いきや、飽く迄組織側である事を明言。芯の強い人。7年間修行したクレアたちでも対ダフには苦戦。風斬りでは力不足。高速剣再びか。ユマは再生が苦手。クレアはラファエラにシンパシーを感じている模様。 |
SCENE 91 | 記憶の爪牙 U |
要約 | リフルの潜む根城へ辿り着いたクレアはそこでラファエラとルシエラの放つ異質な妖気を感じ取る。クレアは城内でダフと戦闘を開始し、リフルを誘き出す。不完全ながらも足を回復させたルネは妖気を消す薬を使って逃亡を試みる。侵入者がクレアだと知ったリフルは覚醒体となりクレアを探すが、ルネの逃亡も察知したためリフルはルネ捕獲へ動きだす。クレアは空となった城奥深くに潜入し、ラファエラと邂逅を果たす。ラファエラとルシエラの融合体はクレアと共鳴し胎動する。 |
コメント | まっぴるまからそんな…とリフルの素っ裸に顔を赤らめるダフがかわいいが、破れた布切れ一枚腰に巻いて走り回っている中年太りのおまえの方が猥褻だよ。ルネは片腕を捨て逃げ切る道を選択。妖気を消す薬を腰装備の下から取り出しているけど、ポケットでもあるのか? |
SCENE 92 | 記憶の爪牙 V |
要約 | ラファエラとルシエラの融合体の前に立ったクレアは、精神の中でラファエラと邂逅する。ラファエラはクレアが知るべき事を伝えるために現れた。身体で理解するため剣を交える二人。風斬りの通じぬラファエラに対してクレアは七年ぶりに妖気を開放、高速剣でラファエラを打ち破る。ラファエラという個の消滅に伴い発せられるラファエラの記憶・感情。クレアはラファエラの記憶・感情を浴び、身体にラファエラの中にあるすべてのものを刻み込む。そして西の地ではラファエラという個の消滅と同時に強大な何かが生まれた。 |
コメント | 風斬りを難なく捌くラファエラはやっぱ別格な強さ。そして地力を上げ風斬りを会得したクレアが放つ高速剣、もうイレーネのそれと比べても遜色ないのかも。 |
SCENE 93 | 記憶の爪牙 W |
要約 | 遂に目覚めるルシエラとラファエラの融合体。強大な妖気は深淵の者たちをも遥かに凌駕する。ラファエラの感情と記憶の中から抜け出したクレアはラファエラの成れの果ての姿を目にする。ルシエラとラファエラの融合体が残した姿、それはまるでテレサとクレアの女神像のようであった。デネヴ・ヘレンはシンシア・ユマと合流、ヘレンの治療を終えるとクレアを連れ戻しに渦中へ向かう。強大な力の目覚めを傍観していたリフル・ダフたちの前には深淵喰いが現れ、それを追ってアリシア・べスが到着。深淵狩りが始まる。 |
コメント | 続々と西の地へ集結する面々。北の生き残り組みは妖力開放しまくりで、ミリア涙目。深淵喰いにアリシア・べスも登場し、リフル・ダフ大ピンチ。真っ裸のリフルが楽しめたのも束の間だ。真っ裸のクレアが身にまとったのはマントのみ、服を着るのがめんどくさいのか!?だがそれでよし!! |
SCENE 94 | 記憶の爪牙 X |
要約 | 妖気の完全同調により覚醒したアリシアがリフルを襲う。覚醒体アリシアはダフの強靭な身体をも切り刻む斬撃と、リフルの攻撃を交わすスピードを持つ。べスに狙いを定めるもダフの攻撃は避けられ、妖気の同調を崩すこともできない。一方、目覚めたラファエラとルシエラの融合体は破壊を開始する。その攻撃は行く手に在るものを貫きながら方面へ放たれ、恐怖を撒き散らす。 |
コメント | 妖気制御中のべスは弱点だと思っていたけど、ガラテア並みに攻撃をかわす。リフルとダフはなんだかんだで仲睦まじく、攻撃からお互いを庇い合い。クレアはいつの間にか服を着ちゃっている。たまには私にもかっこぐらいつけさせろ(ユマ) |
SCENE 95 | 記憶の爪牙 Y |
要約 | ラファエラとルシエラの融合体から吐き出された断片がクレアたちを強襲する。一方、リフルは深手を負ったダフを連れ遁走する。次から次へとリフルに襲い掛かっていく深淵喰いであったが、突如何者かの襲撃に遭い細切れにされる。リフルの前に現れたのは制御を失ったアリシアであった。べスの身体にはラファエラとルシエラの融合体から射出された断片が突き刺さり、寄生が始まっていた。 |
コメント | 寄生された右腕を引き千切り化物に投げつけるデネヴ、「ふん」と発声しながらズリュウっと右腕を再生するデネヴがカッコイイ。 |