CLAYMORE Vol.14

SCENE 74幼き凶刃 U
要約ガラテアを追跡するクラリスとミアータが辿り着いた先は聖都ラボナであった。シドとガークに出会ったクラリスは彼らに乞う、この数年の間に町に一人で住みつく、盲目の女性の情報を。シスターラテアはこの数年間信者たちに慕われ人のように生きてきた。しかし彼女の前に組織の追っ手クラリスとミアータが現れる。ガラテアはクラリスたちの消えているはずの妖気を感じ取り応戦する。自らの目を潰したガラテアは以前よりも妖気を読む力が増していた。ガラテアとミアータの攻防が繰り広げられる最中、町には禍々しい咆哮が木霊する。
コメントまさかラボナが再び舞台になろうとは思いもよらず。シドとガークも再登場です。そしてガラテアはシスターとなり町に潜伏。その姿に一喜一憂。美しい顔を容赦なく傷つける八木先生、相変わらず容赦ないっス。だがそれがいい!ガラテアの美しさもこのための前ふりでしょうか。

SCENE 75幼き凶刃 V
要約ラボナに突如現れたのは覚醒者だった。覚醒者は己の存在を隠し目立たないように潜伏していたが、ガラテアたちの妖気に反応しその力を本能のままに解放させる。ガラテアはミアータとの戦闘を繰り広げながらも覚醒者、かつてのナンバー2 鮮血のアガサと邂逅する。ミアータの力を借りアガサと対抗しようとするがミアータは飽くまでもガラテアを狙い攻撃を仕掛けるため、ガラテアの思惑通りに事は運ばない。ミアータとアガサの攻撃を掻い潜りながら応戦するガラテアであったが、二人の攻撃を同時に受け左腕を失ってしまう。
コメントガラテアは自らを囮として組織から追手の戦士を妖力を消した状態で誘き出し、アガサに悟られないよう戦力を得ようとしていました。アガサの一糸纏わぬ姿は神々しくもあります。SQ効果で露出の制限が緩和されたのでしょうか。アガサはいつの時代のナンバー2なのでしょうかね?

SCENE 76幼き凶刃 W
要約ミアータの攻撃を受けガラテアは深手を負う。それでもなおガラテアはラボナを守るために剣を振るう。ラボナの兵士たちは無駄な抵抗と解りつつもアガサに攻撃をしかける。その姿を目の当たりにしクラリスは組織の任務遂行に戸惑いを感じる。一方ミアータは任務に忠実に従いガラテアを追い詰めていくがその力は次第に衰えていく。ガラテアとミアータの戦闘の最中、アガサはミアータに気付かないほど狡猾に少しづつダメージを与え、異変に気付いたときには確実に戦力を剥いでいた。
コメントガラテアも人として過ごせた時間が幸せだったようで、それがラボナを守る動機となったようです。組織から離反した者、テレサ、イレーネ、ガラテアは少なからず幸せを掴んでいますね。ミアータはやはりクラリスの命令しか聞かないようで、アガサからの受けたダメージがあってもひたすらガラテア粛正の任務を遂行しようとしてました。

SCENE 77幼き凶刃 X
要約アガサが本格的に攻撃をしかける。その攻撃はクラリスにも及び、ミアータは漸くアガサを敵として捉える。しかし、負傷したミアータの力ではアガサを止めることはできず、ミアータもガラテアもアガサに捕まる。この絶望的な状況を前にクラリスはその場から逃げ出す。ミアータはクラリスを逃がすためアガサに必死の抵抗をする。その姿を見たクラリスは恐怖を押し切りミアータの救出に戻る。ミアータを救出するものの、アガサの力の前にクラリスたちは成す術も無くなる。クラリスたちが窮地に追い込まれたその時、突如アガサの体の一部が消し飛び、北の戦士たちが現れた。
コメント北の戦士たちはガラテアに感づかれずラボナに現れました。ガラテアは妖気を消す薬を飲んでいてもその者の存在を察知できたので、もはやそれ以上のスキルを北の戦士たちは身につけているようです。しかも妖気を絶った状態でアガサを消し飛ばす力を持っています。絶妙なタイミングで北の戦士たちの登場となりましたが、ラボナは北から南への道中にあるのでしょうかそれとも寄り道か。

EXTRA SCENE 3北の邂逅
要約プリシラは北の地で本能のままに次々と町を襲う。イースレイはこの事態を収拾させるためにリガルドを差し向ける。しかしプリシラはイースレイの予想をも上回る強さを有しており、リガルドでは太刀打ちできなかった。プリシラと邂逅したイースレイは覚醒体となってプリシラと闘う。プリシラの底知れぬ強さを垣間見たイースレイは自分の敗北を認めプリシラに忠誠を誓う。そしてプリシラの願いを聞いたイースレイはプリシラの生まれた南の地へ進軍を開始する。
コメントプリシラのサービスショット満載の今回。北の真実で明らかとなったイースレイがプリシラの軍門に下ったときの話です。プリシラの出生地を聞いた後のコマ、この表情が策士イースレイらしくて好きです。この一瞬で北の真実の策略を廻らしているようにも見えます。またプリシラの出生地が北のアルフォンスに対して南のミュシャという八木さんの遊び心も見られました。

EXTRA SCENE 4錆なき覚悟
要約自らの意思で組織の門を叩いた少女クレアは最強の戦士テレサの血肉を受け継ぎ、半人半妖の戦士となって組織の訓練を受けていた。その特殊体を侮蔑する仲間もいたが、クレアは断固たる決意を胸に訓練をこなしていく。訓練の最終試験に臨んでいた訓練生たちは、妖魔に襲われ次々と死んでいく。この試験の真意は妖魔との実戦であった。クレアはまだまだ非力でありながらも手負いの仲間をつれて活路を見出す。
コメントクレアの訓練生時代の話で、元々長い髪の毛だったクレアが現在のショートカットになった謂れです。この頃には妖気感知に優れている片鱗を見せていますね。またルヴルはやはりクレアを気に掛けているようです。肩を脱臼して自分で入れるクレアがちょっとギャグっぽかったw。残念なことにエレナは登場しませんでした。


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